賢威テンプレート7.1のfunction.phpをカスタマイズすると賢威はさらに使いやすくなります。基本の設定でも十分活用できますが、変更を加えることで作業効率が上がると思います。


ここではfunction.phpで変更可能な項目を紹介しています。


ただその前に、function.phpをカスタマイズするならば、親テーマを使用するのではなく子テーマの使用をおすすめします。というのは、賢威テンプレートが更新された場合、カスタマイズした部分が消えてしまうからです。


子テーマを使用していれば、カスタマイズした部分は無くなりません。それから、変更を加えたい部分だけを追加するので、記載に誤りなどがあったときでも、修正が簡単です。


子テーマの設置の仕方は「ワードプレス初心者向け賢威子テーマの作り方(エックスサーバー編)」を参考にしてみて下さい。


ここで紹介するのは、賢威7.1(7.1.0.7)以上で使える機能です。function.phpの一番下にコピペで貼り付けて下さい。


この記事の目次はかなり長くなっています。

このページの目次





サムネイル画像の大きさの設定

私が使用している賢威7.1スタンダードのテンプレートには、サムネイル(150×150)が初期設定でされていますが、大サイズ、中サイズ、小サイズ、極小サイズにするときには、下のように設定してみて下さい。

大サイズの画像設定

中サイズの画像設定

小サイズの画像設定

極小サイズの画像設定


上が基本的な設定ですが、他のサイズにしたい場合は設定したい画像サイズをarray([横],[縦])に入力します。



メニューを表示から削除する

共通コンテンツ一覧やランディングページ一覧、キャラ一覧を使用しない場合は非表示にすることが出来ます。

共通コンテンツ一覧のメニューを削除する

ランディングページ一覧のメニューを削除する

キャラクター一覧のメニューを削除する


表示する関連記事の件数を変更する

例えば、表示する記事の数を10件にしたい場合は、「return 10;」にします。


関連記事設定のカテゴリとタグのチェックをつねにONにしたい場合

関連記事設定のカテゴリのチェックをつねにONにしたい場合

関連記事設定のタグのチェックをつねにONにしたい場合


テキストエディタにある必要のないボタンを削除する場合

クイックタグ(ボタン)から除外するリスト

ここには削除したいボタンだけを入力します。


関連記事を並べ替える場合

関連記事の並び順を変更するには、(例)を参考にして「return ” “;」を変更します。使用できる文字列は下のとおりです。

(例)関連記事をランダムで表示する

(例)関連記事を日付順に並び替えて表示する

関連記事を昇順と降順で並び替える

関連記事を昇順と降順で並び替えるには、下のブログラムを使います。

昇順の場合は「return”ASC”」と入力

降順の場合は「return”DESC”」と入力

関連記事を日付と昇順・降順の組み合わせで表示する

日付と昇順・降順は組み合わせることも出来ます。

関連記事を日付の昇順で表示する場合

関連記事を日付の降順で表示する場合


抜粋文の長さを変更する

抜粋文の文字数を30にするには「return30;」と入力します。この数字は半角英数で記入して下さい。ただし、ここで指定した文字数は、システム上の影響でおおまかな目安になります。なので場合によって、設定した文字数にならないこともあります。


関連記事のカテゴリやタグをつねに表示する

関連記事のカテゴリをつねに表示する

関連記事のタグをつねに表示する

パンくずリストのTOPページの文字列を変更する場合

パンくずリストは閲覧しているページがブログ全体のどの場所(位置)にあるのかが提示されているリンクのことです。この記事の一番上のこれです(↓)。パンくずリストがある方がユーザーに分かりやすいですから、SEO的にも有利になります。

Breadcrumb-list


カテゴリの背景色と文字色の初期値を変更する

色のコードが分からない時は、Google Chromeの拡張機能「ColorPick Eyedropper」が便利です。この機能を利用すると色のコードを瞬時に確認することが出来ます。

カテゴリの背景色の初期値を変更する

カテゴリの文字色の初期値を変更する


ランキングウィジェットの概要に表示する文字数を変更する

「return」の後に表示したい文字数を半角英数で記入します。


賢威ウィジェットの初期設定を変更する

ケントケント

ここから下の設定は子テーマを必ず使用していこう!

賢威7.1WordPress版の子テーマにあるfunction.phpに下のプログラムをコピペします。これでfunc_proc.phpにある関数をオーバーライドすることが出来ます。


オーバーライドするとは、親テーマの内容が読み込まれることなく、子テーマの内容だけが読み込まれることです。こちらは上級者向けの設定になるので、賢威テンプレートに慣れてきたらチャレンジしてみて下さい。