一口にレンタルサーバーといってもいろいろです。長期的にブログやサイトを運営するには、高速・高機能・高安定性のサーバーを利用したいですよね。そこでおすすめなのがエックスサーバーです。月々1000円くらいからレンタル出来ますし、サーバーがダウンすることはほとんどないので、利便性が高いと思います。


でも、ドメインを購入するのはお名前.comの方がおすすめです。というのは、同じドメインが割安の価格で取得できますし、エックスサーバーと比べてドメインの種類が豊富だからです。ですので、ドメインはお名前.comで取得して、サーバーはエックスサーバーを利用すると良いのでないかと思います。


ユーザビリテイを考えるとサイトのスピードはすごく重要です。表示速度が遅いサイトは滞在時間が短くなりますし、離脱率も高くなります。


サーバーが滅多にダウンしないこと、機能が優れているといること、表示速度が速いということから、エックスサーバーの活用をおすすめします。エックスサーバーでは、無料の独自SSLを提供していますから、そちらも一緒に設定していきましょう。


この記事ではお名前.comドメインのドメイン設定とエックスサーバーにドメインを設置して、サイトのコンテンツを常時SSL化させる方法を説明しています。


https://www.xserver.ne.jp/
エックスサーバー

ではさっそく、お名前.comのドメイン設定からご紹介しますね。


ドメインをエックスサーバーに設置して独自ドメイン化する

エックスサーバーにドメインを追加する

まずは、エックスサーバーのインフォパネルにログインします。


サーバーパネルに直接ログインすることもできますが、インフォパネルにログインしてからサーバーパネルにログインしたほうが、サーバーパネルやファイルマネジャーにも、すぐにアクセスできるので便利です。


サーバーパネルにログインしたら「サーバー情報」をクリックします。

サーバー情報

すると、こういったようにネームサーバーの1から5が表示されます。このページを閉じずに、新しいウィンドウで「お名前.com」を開きます。

ネームサーバー

「お名前.comNavi」にログインします。


お名前.com

お名前.com

ドメイン契約更新の画面が表示されるので、「ドメイン」をクリックします。

ドメイン契約更新

「更新画面から移動する」をクリックします。

更新画面から移動する

「ドメイン設定」をクリックして「その他の機能」をクリックします。

その他の機能

「ネームサーバー設定」の「ネームサーバーの変更」をクリックします。


ネームサーバーの変更

エックスサーバーに設定するドメインを選択したら、「その他のネームサーバー」をクリックします。

その他のネームサーバーをクリック

エックスサーバーのネームサーバー1~5をコピペで貼り付けたら「確認」をクリックします。


コピペする箇所をセレクトしてからWindowsなら「Ctrl」と「C」でコピー、「Ctrl」と「V」でペースト、Macなら「command」と「C」でコピー、「command」と「V」でペーストすると簡単です。

ネームサーバーをコピペする

ショートカットキーは覚えておくと記事を作成するスピ―ドが断然早くなるので、すごく便利です。この記事の最後にショートカットキーのリンクを貼っておきますので活用してみて下さい。


次に、ご確認の画面が表示されたら「OK」をクリックします。


ご確認ok

これでお名前.com側でのネームサーバの変更は完了です。


こちらを先に済ませておくと、エックスサーバーにドメインを追加して、無料独自SSLを申請するのが簡単になります。


次に、エックスサーバーのサーバーパネルのメイン画面にある「ドメイン設定」をクリックします。

ドメインを設定する

「ドメイン設定の追加」をクリックしてから追加したいドメインを入力します。

ドメイン設定の追加

このとき、.comや.netといった部分まで忘れずに記入して下さい。


「無料独自SSLを利用する」にチェックマークが入っていることを確認してから「ドメイン設定の追加(確認)」をクリックします。

ドメイン設定の追加と確認

これで、エックスサーバーに独自SSL証明書つきのドメインが追加されました。


でも独自SSLの設定が完了した時点では、まだ自動的に「https://~」のURLへ転送されません。サイト上のコンテンツのすべてを常時SSL化するには「.htaccess編集」とワードプレス内に変更を加えます。


ですので、まずはワードプレスをインストールしていきましょう。


まずはサーバーパネルにログインして「設定対象ドメイン」からワードプレスをインストールするドメインを選択して「設定する」をクリックします。

設定対象ドメイン

「現在の設定対象ドメイン」のところが選択したドメインになっていることを確認してから、「自動インストール」をクリックします。

自動インストール

「プログラムのインストール」をクリックします。

プログラムのインストール

wordpress日本語版の「インストール設定」をクリックします。

wordpress日本語版インストール

次にワードプレスで使用する情報を入力します。

自動インストールの情報を入力

①は空白で問題ありませんが「WordPress」や「wp」と入れることもできます。


②プログラム名はブログの名前になります。ここは後で変更可能です。


③ユーザー名と④パスワードはWordPressログイン用です。


⑤メールアドレスはWordPressから連絡事項が届きますので、サイトやブログ専用のメールアドレスを作成しておくと便利です。そして最後に、インストールをクリックします。


すると情報が表示されるので、内容を確認してからインストール(確定)をクリックします。

ワードプレスインストール確定

「WordPressのインストールを完了しました。」と表示されたら、インストール済みプログラム一覧をクリックします。

自動インストール確認

「ダッシュボードへ」をクリックします。

ダッシュボードへ

先ほど登録したユーザー名とパスワードでログインします。

ワードプレスにログイン

ブラウザからワードプレスにログインするときは「https://www.XXXXXXX.com/wp-login.php」でログインできます。


次に管理画面の「設定」から「一般」をクリックします。

一般

WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)が「http:~」になっているので、これを「https:~」に変更します。

httpsに変更

これでワードプレスの設定は完了です。


次にエックスサーバーの「.htaccess編集」に下のコードを追加します。



エックスサーバーの「インフォパネル」にログインしてから「ファイルマネジャー」をクリックします。

インフォパネル

コードを貼り付けるドメインをクリックします。

ファイルマネジャー

「public_html」をクリックします。

public-html

「.htaccess」をクリックしてダウンロードします。こちらは、万が一失敗したときのバックアップ用になります。

.htaccessをクリック

「.htaccess」にチェックをいれて「編集」をクリックします。

.htaccessの編集

保存文字コードを「UTF-8」に変更してからコードを.htaccessの一番上に貼り付けます。

.htaccessコード編集

ワードプレスのログイン画面からURLの部分が「保護された通信」になっているか確認して下さい。


問題なくこのマークが表示されれば、完了です。

保護された通信

この方法は簡単な方法ですが、サーバー情報を書き換えたり、ファイルをサーバーにアップロードするときはFTPソフトを利用したほうが効率的です。


FTPソフトの中でおすすめなのが、バックアップなどの大量なデータでも問題なくダウンロードできるFileZillaです。


インストール方法と使い方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。


FileZillaのダウンロード方法と使い方(Macも対応)


それと、ワードプレスを使うのが初めてという方には「賢威」テンプレートをすすめします。テンプレートは無料のものがたくさんありますが、SEO対策やカスタマイズをしなければなりません。


プログラミングの知識がない場合は、ハードルが高いです。「賢威」なら、わからないことが出て来てもサポートが受けられますから、問題が生じたときでも解決するのが簡単です。


自分で修正しようとすると画面が真っ白になったり、修復不能になったりすることもあります。いろいろ経験した結果、賢威を使用したほうが効率的だと思います。


是非、参考にしてみて下さい。


ウインドウズ10のショートカットキー一覧

Macのショートカットキー一覧