upwords-formula


こんにちは、カプリです。



今回はコピーライティングのテクニック、
UPWORDS FORMULAをご紹介します。



コピーを書くときのテクニックはいくつかあります。
UPWORDS FORMULAはその中の一つです。



「このコピーには、この方法が使えるかも!」
というときに利用してみて下さい。



「百聞は一見にしかず」ということわざがあります。
百回聞いても一回見る方がよく分かるという意味です。



耳からの情報よりも目で見たもののほうが、
感覚的にわかりやすいです。



なので、ハッキリイメージできるように
文章を書けば反応が取れます。



まずはUPWORDSフォーミュラの
意味について説明しますね。



UPWORDSフォーミュラとはUPWORDSを使った
コピーを書くためのテクニックのことです。



「UPWORDS」というのは、英単語の「上向きの」
とか「上昇の」という意味ではなく



英単語の頭文字を並べた造語で、
まずはその英単語をご紹介します。



Universal(一般的な)
Picture(画像)
Words(言葉)
Or(もしくは)
Relatable (関連性のある)
Descriptive (記述的な)
Sentences(文章)



この7つが「UPWORDS」のもともとの意味です。
そしてそれぞれの単語の頭文字をとって
UPWORDS」になっています。



これは
「ハッキリと鮮やかにイメージできる言葉を使うこと」
それと
「分かりやすく感覚的にイメージできる言葉を使うこと」
の二つになります。



では心にハッキリと鮮やかにイメージできる言葉から説明します。
たとえば……



「カーテンを開けるとそこは銀世界だった」
と聞けば、



窓の外は真っ白なんだって思うはずです。
あなたもそうですしわたしもそうです。
だれの頭にも同じ情景が思い浮かびます。



こういったしっかり鮮明に思い描ける
言葉を使っていきます。



誰が読んでも同じイメージが
鮮やかに作れる言葉が一つ目です。



そしてもう一つが
「簡単にしかも感覚的にイメージできる言葉を使うこと」
になります。



これはどういうことかというと



たとえば「すごく大きな家があります。
なんとその大きさは、ベルサイユ宮殿の10倍です。」
といったら、



ベルサイユ宮殿がどのくらい広いのか知らなくても、
その家がすごく広い家だってすぐにわかります。



でもここで「すごく大きな家があります。
なんとその広さは82k㎡です。」といったら



広いのはわかりますが、
具体的にどのくらい広いのか想像しにくいです。



82k㎡は広いですが、どのくらいの広さになるか
と言われれば、どうでしょう。



ちょっとわかりにくいです。



一方でベルサイユ宮殿の10倍なら
とてつもなく広くかつ具体的なイメージが
瞬間的に湧いてきます。



つまり、



パットわかる。



直感的に分かる。



すぐにイメージ出来る。



こういった言葉を使っていくのが
UPWORDSの2つ目の意味です。



まとめると……



大多数のひとがハッキリと鮮明に
同じイメージができる言葉を使う



大多数のひとが簡単にそして瞬間的に
同じイメージができる言葉を使う



この2つがUPWORDS フォーミュラです。



では次にUPWORDSを使う効果を説明します。
UPWORDSには次の効果が期待できます。



まずは、イメージが作りやすくなります。



「カーテンを開けるとそこは銀世界だった……」



こう聞けば、この文章を読んだだけで、
その情景がすごくはっきり分かります。



視覚化できれば、
より具体的になりますから
詳細までしっかり理解してもらえます。



それと簡単で分かりやすければ、
感覚で理解できます。



㎡で伝えた場合、数字を見ると大きいことは分かりますが、
そこから視覚化されたイメージを作れません。



何となく大きいのはわかっても
「オーすっごく広いんだー」なんて発想にはならないです。



ではどうずればUPWORDSを効果的に使えるのか
説明します。



まずは、同じ意味でも違う言葉を使って
何度も繰り返して下さい。



というのは、ひとは文章を飛ばして読んでいます。
それから3度4度伝えないと記憶に残りません。



ですが同じ言葉を使うとくどくどしくなります。
なので言葉を置き換えてリライトして下さい。



たとえば、
「ネットビジネスでコピーライティングのスキルは重要だ」



といったら
「オンラインビジネスで商品を売るための文章は
必要不可欠です。」



「売るための文章を書けば、
どんなものでも爆発的に売れていきます。」



と同じ意味の言葉を違う言葉に置き換えて繰り返して下さい。
ここは3回くらいは繰り返した方がいいです。



それと似た意味を持っている言葉を感情に
訴える言葉にすり替えていきます。



たとえば、



美しい肌⇒みずみずしい肌



スリム⇒ほっそりスラっと伸びた手足



美味しいケーキ⇒ほんのり甘くて、しっとりしたケーキ



英語学習教材⇒英語がペラペラになる教材



次は言葉を肯定的にすり替えていきます。



たとえばネガティブイメージが強い言葉は
ポジティブイメージがある言葉にしたほうがいいです。



たとえば



失敗⇒成功の過程



無知⇒勉強不足



頑固⇒芯が強い



「失敗」と言ってしまうと、
イメージ的に暗いですが、「成功するための過程」
といえば、嫌なイメージにならないです。



「無知」であると聞くとバカだという
イメージが強いですが、「勉強不足」にすれば
前向きに聞こえます。



「頑固」も強情といった意味でネガティブですが、
意志がしっかりしていると表現すれば
イメージがいいです。



最後にコピーが長くなると要点が分かりにくくなってきます。
なので、読者には覚えて欲しいことを簡潔に
まとめて提示します。



これは箇条書きにするといいです。



UPWORDSを効果的に使うには、



  • 表現を変えて言葉をくり返す
  • 感情に訴える言葉を使う
  • 前向きな言葉を使う
  • 要点をまとめる



この4つを考慮してコピーにこの要素をちりばめて下さい。
以上がUPWORDSフォームラの説明です。



それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。