editorial calendar

WordPressでは投稿一覧画面で記事の公開日や最終編集日を確認できます。ただ、これらの情報はズラッと並んでいますから、どの時期にどんな投稿をしたのか把握しにくいです。


本腰をいれて運営するサイトならば、ほぼ毎日のように管理画面にログインするわけですから、その使い勝手の良し悪しは作業効率に直結します。しいては、ネットビジネスの生産性を左右することになります。


WordPressにはさまざまなプラグインが準備されていますが、管理画面をより使いやすくするためのものも数多くあります。


当記事では記事の公開をカレンダー形式で一括管理するためのプラグイン、Editorial Calendarの使い方を丁寧にご紹介します。


Editorial Calendarは、これから公開する予定の記事やすでに公開されている記事をカレンダー式で表示して閲覧するためのプラグインです。これなら、記事の公開スケジュールを視覚的に把握できますので、便利なプラグインだと思います。






はじめに

まずはEditorial Calendarをインストールするメリットを確認していきましょう。


  • 記事の公開スケジュールを視覚的に把握できる
  • カレンダー画面で記事を管理できる

たったこれだけのことですが、作業を目で確認できると記事を書くスピードが速くなるのではないかと思います。


Editorial Calendarのインストールと有効化

では、管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。


new-plugin

キーワードに「Editorial Calendar」と入力して検索してから「今すぐインストール」をクリックします。

install

「有効化」をクリックします。

activate

これでEditorial Calendarを使う準備が整いました。


Editorial Calendarの使い方

すると管理画面の「投稿」の項目に「カレンダー」が追加されるのでクリックします。

calender

記事を公開した日にちや時間がこのようにハッキリわかります。

3weeks-calender

投稿一覧で羅列されているよりも随分と把握しやすくなっているのではないでしょうか。

article-list

カレンダーのマス目にカーソルをあてると新規追加が表示されます。クリックすると投稿画面の簡易版が開きます。新しい記事のタイトルや公開時刻を設定するとカレンダーに追加できます。ご覧いただいているとおり、設定できる項目は、タイトル・本文・時刻・ステータスとごく限られていますが、投稿の準備は可能です。

new-article

各項目をクリックしたら、忘れずに「保存」をクリックします。


すでに公開されている記事にカーソルをあてると編集やプレビューの画面を開くことが出来ます。

edit-preview

「Show Unscheduled Drafts」をクリックすると

show unscheduled drafts

このように下書きとして保存している記事が表示されます。

unscheduled-draft

下書き保存している記事は、ドラッグ&ドロップで好きな日にちに移動することが出来ます。

unscheduled-draft-appointed

画面表示と表示項目の変更

画面右上の表示オプションをクリックします。

display-option

「作成者」「ステータス」「時刻」でカレンダーのセルの中に表示させたい項目を選べます。「Mouse Wheel」にチェックを入れればマウスホイールでカレンダーをスクロールすることが出来ます。画面に表示させる週の数も選択可能です。

option-detail

設定を変更したら「適用」をクリックします。


以上がEditorial Calendarの使い方です。