プログやサイトを運営していると、インデックスされているかどうか気になると思います。検索エンジンには、できるだけ早く見つけて欲しいですよね。今回はインデックスのスピードを飛び抜けて速くするプラグインを紹介します。


インデックスを速める

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PubSubHubbubとは

「PubSubHubbub(パブサブハブハブ)」というプラグインがあります。この名称、すごく言いにくいと思いませんか。舌を噛みたくなるような名前です。これが理由からなのか「Puch(プッシュ)」とも呼ばれます。これなら覚えやすいですよね。


何となく付けられた名前なのかなと思ったのですが、そういうわけではなくちゃんと意味があります。詳しくは気象庁が公表している電文公開の仕組みをご覧ください。


気象庁のサイトにもあるようにPubSubHubbubは、情報の更新を知らせる通信プロトコル(通信手順)のことで現在はWebSubという名称になっています。


PubSubHubbubの仕組み

PubSubHubbubの仕組みをすごく簡単に説明するとPubSubHubbubがない場合は、subscriber(購読者)から問い合わせがあるときに限り、更新があったコンテンツをPublisher(ブログ)に送信します。(問い合わせされてからの通知)


PubSubHubbubがある場合は、購読者からの問い合わせの有無にかかわらず、コンテンツが更新されるたびにHUB(フィードリーダー)に送信します。Hubへ送信されたコンテンツは、そこからほぼ同時にsubscriberへ送信される仕組みです。(問い合わせが無くても通知)


導入する理由

記事を書くのにも正式名称では言いにくいので、ここからはプッシュと呼びます。プッシュを導入する理由は、情報を伝達するスピードが格段に速くなることによって、インデックスされるスピードが圧倒的に速くなるからです。


またインデックスを速める必要があるのは、ユーザー数を増やすという目的だけではありません。スクレイピングを防止するということにもなります。


スクレイピングとはWebサイトからWebページのHTMLデータを収集した後、特定のデータを抽出して整形し直すことで、記事ならばコピーの作成になります。


ネット上では、コンテンツがインデックスされるまで、オリジナルとは認識されていません。コンテンツがインデックスされる前に、その記事のコピーがインデックスされた場合、コピーがオリジナルの記事と判断されてしまうことになります。


これを防ぐためにもPubSubHubbubは重要な設定です。ではさっそくインストールして有効化していきましょう。


インストールと有効化

管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。

新規追加

「キーワード」に「PubSubHubbub」と入力して「今すぐインストール」をクリックします。

今すぐインストール

「有効化」をクリックします。

有効化

たったこれだけでPubSubHubbubの設定は完了です。PubSubHubbubには細かい各種設定などはありません。とてもカンタンですから、ぜひ有効化していきましょう。


Google XML Sitemaps

Google XML Sitemapsは、すでにインストールされている方のほうが多いのではないかと思います。まだ、設定が済んでいない方は、この機に設定してみて下さい。


Google XML Sitemapsを有効化しておくことはインデックスのスピードを上げるために必要不可欠なので書いています。


サーチコンソールの機能をつかって、サイトマップの送信を行うことで、サイトの更新情報をGoogleに伝えることが出来ます。サイトマップは、記事を追加したりまたは編集した際に、どういった情報が追加されたり変化したのか、検索エンジンにアピールする機能です。


ブログのコンテンツは、クローラーに見つけてもらわなければいけませんが、ただ待っているだけではいつになるのかわかりません。だからこそ、積極的にアピールして更新情報を発見してもらおう!ということです。


サイトマップは自分で作成することもできますが、やや面倒な作業になります。Wordpressなら、Google XML Sitemapsというプラグインをインストールして有効化することで、自動的にサイトマップを送信してくれるので便利です。


設定の仕方は、こちらの記事で紹介しています。ぜひ導入してみて下さいね。


ワードプレス初心者向け|おすすめのプラグインと設定方法


Fetch as Google

サーチコンソールには、Fetch as Googleという機能も付いています。この機能とサイトマップを送信する機能の違いは、サイトマップが、コンテンツのお知らせなのに対して、Fetch as Googleはインデックスをお願いする機能です。


あくまでリクエストなので、確実にインデックスされるということではありません。ただ、ここぞという記事が出来上がったときには、使ってみると良いのではないかと思います。


ただし、Fetch as Googleの機能には使用制限がついています。個別のURLを送信する場合は、1ヶ月に500件まで、リンクしているすべてのページを送信する場合は、1ヶ月に10件までです。


Fetch as Googleの使い方はこちらの記事で紹介しています。参考にされてみて下さい。


アドセンスブログの作り方|Google Search Consoleの登録と利用方法


SNSを利用する

インデックスされていない記事がたくさんある場合でも、アクセスを集める方法はいくつもあります。中でも、簡単なのはSNSで拡散させることになるかと思います。


新規ドメインの場合は、検索エンジンに見つけてもらえていないこともあり、上位表示される可能性が低いです。こういうときには、特定のコンテンツに興味がある人が集まっている場所へ質の高い記事を拡散してみてください。


ユーザーのニーズとマッチした場合は、アクセス数が急激に伸びていくことがあります。


Twitterにつぶやきを自動で送信してくれるツールがあります。Twitter Brain(ツイッターブレイン)というツールです。このツールなら、アカウントが凍結されることもなく毎日フォロワーを集めてくれるので便利です。


ただ、2018年8月、Twitterに設置していたbotが一掃されるという事件が起こりました。このため自動でつぶやきを設定することは、今後かなり難しくなると思います。


記事を拡散するということで便利なツールですが、アカウントが停止してしまう可能性がありますので、使用するときは注意して下さい。


しかし、ユーザー数を増やすには、TwitterやFacebookを活用するほうが断然有利です。SNSからアクセスを集めることによって、検索エンジンの評価も高まるので、ソーシャルネットワークはどんどん活用していきましょう。


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